(C) CASSINA IXC. Ltd.

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CRAFTSMANSHIP

1 ARTISAN
卓越したアルチザンの眼差し
カッシーナでは木を乾燥させる際、木目や木肌、強度や性質などを考慮しながら、特定の家具の、特定の部材用に小割します。これを材料採りといいます。材料採りをする職人は、全ての部材の位置や形状、必要な強度を把握しており、大きな木材からその部材に最適な部分だけを選んで切り分けます。その寸法通りに切り出された各部材は、組み立て作業でさらに厳しいチェックを受け、職人は膨大な部材のストックから木の色や形、重さなどを見極め最も適した組み合わせを選び出します。慣れた職人になると、手に持っただけで部材としてふさわしいかがわかるといいます。設計図に表れない仕上りの美しさは、熟練した職人ひとりひとりがつくりだしています。
2 LEATHER
カッシーナのなめし革
なめし革技術の基本は高価でも良質の素を選択することと、丹念な手仕事です。カッシーナの場合は良質な革の中からさらに厳しい基準によって素材を選別、そして革およびなめし革材料工場の権威ある実験所による耐久性と化学分析テストをクリアして、初めてカッシーナの設定する基準に達します。元来高品質ななめし革のうち、カッシーナから市場に送り出されるのは40%のものだけです。とりわけ、マリオ・ベリーニのデザインによるチェア”キャプ"が成功した70年代半ば、カッシーナでは特別に専門の生産部門を設立し、なめし革は素材によって表現されるカッシーナのイメージの特に重要な要素となりました。こうした経緯からカッシーナでは他社の製品と自社のなめし革を区別し、自負をこめて”カッシーナのなめし革”と呼んでいます。
3 INNOVATION
革新技術
他の追随を許さないカッシーナの木工技術は、現在も進化を続けています。職人の技と最新のテクノロジーの融合を図りながら、常に歩みを止めない技術開発が、カッシーナを業界のリーディングカンパニーたらしめているゆえんです。またその技術は新進気鋭のデザイナーを刺激し、次々とイノベーションを生み出しているのです。