報道関係者各位
2022年4月吉日
株式会社カッシーナ・イクスシー
2022年6月開催
ミラノ・デザイン・ウィーク先行情報 第2弾
<Tramonto a New York>
万華鏡のような色彩を用いた斬新で芸術的なパーティション
ニューヨークの夕暮れ時、街中に光が差し込む。タワーマンションの窓から万華鏡のような色彩が流れ込み、カッシーナ2022年コレクションの一つである、ガエターノ・ペッシェのパーティションが照らされます。
ニューヨークを象徴するソファ「Tramonto a New York」からヒントを得て、この半透明のポリウレタン樹脂製スクリーンの鮮やかな色彩の中で光がきらめき、真の芸術作品となる三枚続きのルームディバイダーを作り出しました。
ペッシェは、眠らない街の輪郭を再現するために、着色した樹脂を何度も型に流し込み、紫や青、ピンクや緑など、建物のファサードの印象的な色合いを一層ずつ作り出しています。そして丸く大きな太陽に透過性のある赤を配しました。これらの色は、このプロジェクトのために特別に研究され、計算された量の顔料を混ぜ合わせることによって、さまざまな強度を生み出しています。この複雑な手作業は、完全に同じものが存在しないことを意味しています。
3枚のパネルは、特注のブロンズ色の真鍮製ヒンジで結合されており、製品名と発表年、製造番号、カッシーナのロゴ、アーティストであるガエターノ・ペッシェのサインを示すプレートによって、作品の独自性を保証しています。
Tramonto a New York di Gaetano Pesce - Cassina
W2210(MAX)×D30×H2000mm
「ニューヨークは、革新と色で繁栄している場所です。私のパーティションは、そのタワーの形と、空間的な活力の色合いを想起させます。その結果、ポジティブで、革新的で、ハッピーなオブジェができあがり、それが置かれる空間に価値をもたらすでしょう。
使用された素材は、透明度、明るさ、壊れにくさにおいてガラスよりも質が高く、私にとって大切なものです。樹脂は、従来の素材よりも加工しやすく、製品の質が高いという点でも優れています。」ガエターノ・ペッシェ
Gaetano Pesce
1939年、イタリア ラ・スペツィア生まれ。
ヴェネチアのIUAVで建築を学んだ後、ヴェネチア工業デザイン学院に入学。この学校でミレーナ・ヴェットーレと出会いパドヴァにスタジオを開設した後、1959年にプログラム・アートの研究に取り組む「N」グループを設立。キネティック・アートとシリアル・アートの分野で研究を行っている。劇場や映画館で、照明、動き、音などの表現に取り組む。1962年以降デザインに携わり、新素材や珍しい形状の実験に取り組む。1971年、ブラッチョディ・フェッロ(カッシーナグループ)と共同で、ある実験的なオブジェを制作(モロク、1971年、テーブルランプがアイロニカルで象徴的なアイテムの寸法に膨れ上がったようなもの)。1972年、有名な展覧会「イタリア」に参加。1972年、ニューヨーク近代美術館で開催された「イタリア:新しい家庭の風景」展に、住居のモジュールで参加。カッシーナ社とのプロジェクトでは、「Tramonto a New York(トラモント・ア・ニューヨーク)」ソファ(1980年)、「Feltri(フェルトリ)」アームチェア(1987年)など、実験と皮肉に満ちた作品を発表している。長いパリ滞在の後、1983年にニューヨークに移住し、現在は同地で制作、生活している。彼の作品は、世界中の主要なデザインミュージアムで見ることができる。
■Cassina 2022 Collection/ Milan Design Week
期間:2022年6月6日(月)~6月12日(日)
場所:Cassina Milan Showroom(住所: Via Durini, 16)
※会場は市内のショールームとなり、フィエラ会場には出展いたしません。
ぜひご高覧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
【お客様からのお問い合わせ先】
カッシーナ・イクスシー青山本店
東京都港区南青山2-12-14 ユニマット青山ビル1,2,3F
TEL:03-5474-9001
平日 11:00~18:00 水曜休
休日 11:00~19:00
※2022年1月より平日の閉店時間を変更
※最新の営業状況はHPをご覧ください。
www.cassina-ixc.jp
|