
大人のためのシックなフレンチモダン
大人が集う休日の午後。感度の高いゲストに楽しんでもらうために選んだテーマは、シックなフレンチモダン。インテリアには、フランスのデザイナーであるフィリップ・ユーレルの家具をしつらえました。オーセンティックな素材の美しさに、現代的なエッセンスを加えたプロダクトは、スタイリッシュでありながらエレガントな印象を空間に与えます。
圧倒的な存在感を放つダイニングテーブルには、ケータリングによる目にも美味しいフレンチの数々と、それらを美しく引き立てる季節の花々をセッティング。手料理をふるまうホームパーティーも素敵ですが、プロの料理人によるケータリングなら手間をかけずに、洗練されたおもてなしを叶えてくれます。春の訪れを予感させる彩り豊かなテーブルが、心躍る時間を約束してくれるでしょう。

インテリアの差し色には、イタリアの生地ブランド「DEDAR」のグリーンの張り地が美しいフィリップ・ユーレルの「チェアマン」ソファをコーディネート。ヴェルヴェッドのマットな質感が、スモーキーなインテリアにマッチ。お持ちのソファやチェアも、季節や空間によって張り地を替えることで、新しい表情に生まれ変わらせることが可能に。

近年ヨーロッパのインテリアでは、ダイニングやリビングの片隅に、ワークスペースとしてセクレタリーデスクを置くのがトレンドに。木をベースに、天板のレザーや水牛の取っ手など細部に宿る素材へのこだわりが、フィリップ・ユーレルの世界観を表現。用の美から生まれたスタイリッシュなデザインが空間に調和します。
- コーディネート図
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ソファ CHAIRMAN サイドデスク SOUS BOIS スツール TOBIUS セクレタリーデスク OTTO チェア MAIKO テーブル JANICE スクリーン ANSELM

TOBIAS スツール
φ320×H420

JANICE テーブル
W2400×D1200×H740

OTTO セクレタリーデスク
W1000×D450×H1300

木材使いを得意とするフィリップ・ユーレルならではの逸品。
遊び心を感じる幾何学的なフォルムが目を引きます。
W1490×D540×H740

脚はブロンズ、座面はシャークスキンを使用。
個性的な素材を用いながら、様々な空間に馴染むシンプルな佇まいです。
W1500×D295×H420

レザーを用いたパーテーション。
表面はカッパー、裏面はダークブラウンの2色使いで異なる表情を楽しめます。
W580 × 5枚 H2200
ランチパーティーを彩るフレンチのケータリング

春の華やぎを見事に表現したテーブルは、西麻布のレストラン「plate tokyo」のケータリングサービスと有馬香代子さんのフラワーアレンジによるもの。「plate tokyo」が提供するのは、季節を感じられる食材と、食材が持つ豊かな色味を活かした料理。素材本来の味わいを楽しめるように、シンプルに調理された料理は、フロマージュブランやバジルなどのソースを好みでトッピングすることで、味のバリエーションを楽しむことができます。
さらに、それらの料理に活き活きとした生命力を吹き込むのが、ダイナミックにアレンジされた花々。カトラリーと同系色の花器に生け込んだライラックが、大人の女性にふさわしい華やかさを演出します。
席に着いたゲストが、思わず歓声を上げてしまうような美しいプレゼンテーションは、ゲストへのサプライズであり、最高のおもてなし。そこには、家という日常の場を、ゲストが楽しめる空間に昇華させるアイディアが詰まっています。
- 色鮮やかなアスパラ菜を添えた「桜鯛のポシェ 桜のソース」は、季節感を満喫できる一皿。奥行きのあるスッキリした味わいのシャンパン「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」が、桜鯛の旨みを引き出します。
- 器のまわりに無造作にアレンジしたのは、春の訪れを感じさせる可憐な花、ムスカリ。水に生け込まずにディスプレイする場合は、球根植物を使用すると、数時間は鮮度を保つことができるとか。
- 「plate tokyo」が提案するのは、食材の組み合わせが生み出す新しい可能性。酸味のある野菜と苦みのある野菜など、様々な風味の野菜を一緒に食べることで、それが調味料のような味わいをつくります。
- カルダモン風味のベイクドとバラ風味のガナッシュの2層で構成された特製チョコテリーヌ。食べごたえのある濃厚な味わいに、いちごの酸味が好相性。コーヒーを片手に、会話が弾む食後のデザートです。
レストラン&ケータリング

パトリス・ジュリアン氏の元で働いていた鶴岡喬之シェフのレストランケータリングカンパニー。
フレンチ・イタリアン・東京キュイジーヌを切り口に、
連日連夜、世界各国から訪れる美食家を「美味しい」で幸せにしている。
- plate tokyo
東京都港区西麻布1-11-6
HP: http://arigatoinc.com
問い合わせ:08046899059

お花
店舗を持たないPrivate Florist「Gertrude」
Gertrude Florist
有馬香代子
ランドスケープデザインを勉強後、兵庫県にて庭師として庭園管理の仕事に就く。
庭園の管理の中で四季折々に姿を変えていく花の魅力を知る。東京に戻り、都内有名花店にて切花の基礎を習得。不定期にワークショップの開催依頼を受けるようになる。2013年8月独立。Gertrude Floristをオープン。
ギフトデリバリーをメインにしながら、ワークショップの開催や、展示会場の装花、店舗への生けこみ等様々に活動を広げている。

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