
仲間と祝う、愛と感謝のクリスマス
街を彩るイルミネーションがきらきらと輝く季節がやってきました。年の瀬を迎えて何かと忙しいけれど、心は子どものようにウキウキと色めきだってしまいます。いくつ歳を重ねても、やっぱりクリスマスは待ち遠しい。
日本では、12月24日のクリスマス・イブにパーティをする習慣がありますが、キリスト教を信仰する欧米では、待降節(アドベント)からクリスマス・シーズンが始まります。待降節は、11月末の日曜日から4週間続き、教会ではミサが執り行われ、家庭では緑葉樹で作ったリースに4本のロウソクを立て、日曜日ごとに灯をともします。また、子どもたちの部屋にはアドベントカレンダーが飾られ、カウントダウンしながらクリスマスを心待ちにします。街に出ればクリスマスムード満載! きらめく雰囲気の中、大人たちはホットワインで体を温めながら、クリスマスマーケットでショッピング。わくわくしながら「待つ」というこの期間も、神様から贈られるギフトなのかもしれません。
さて、今年のクリスマスはそんな本場を見習って、いつもより早めに準備を整え、カウントダウンを楽しみながら、イブを自宅で迎えてみませんか?気の合う仲間を招いて、おいしい料理とお酒をいただきながら語り合う聖夜は、特別なひとときになるはずです。みんなと一緒に、この一年の無事を感謝し、新しい年に向けて幸せを祈りましょう。
炎のある冬のインテリアで、心安らぐ
暖炉や薪、キャンドルの灯火など、炎を眺めているとなんだかホッとして、心が落ち着きを取り戻す……。炎に対して言葉にしがたい不思感な感覚を抱くのは、厳しい自然の中を生きていた原始時代の記憶が、私たちのDNAに刻まれているからだという話を聞いたことがあります。炎は人の心の奥底にしまってある記憶を呼び戻すのかもしれません。
そんな魂を揺さぶる炎を中心にした冬のコーディネイトをご紹介しましょう。煤が出ない都市型のバイオエタノール暖炉エコスマートファイヤーを囲むように、ピエロ・リッソーニの大きなL字型システムソファ、マリオ・ベリーニのラウンジチェアをレイアウト。たくさんの人が集まっても、ゆったりとくつろげる仕切りのない空間に仕上げました。テーブルは、小さめのサイドテーブルをフレキシブルに組み合わせ、自由な発想で遊び心を表現。そして、キラキラと輝くスツールのStoneやクリスタルライトをアクセントにして、クリスマスらしさを演出。全体の色使いは白とベージュとゴールドを基調に、クッションやスローなど小物を差し色としてアレンジすれば、パーフェクト!
シック&ラグジュアリーなインテリア空間で、大人のクリスマスをお楽しみください。
- コーディネート図
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フロアランプPASCAL システムソファMILOE サイドテーブルMIXIT ローテーブルJELLY ラグFisba CUBETTO ソファMARALUNGA ROUND ELEMENT 暖炉Eco Smart Fire IGLOO ラウンジチェア&オットマンCAB Lounge
CAB Ottoman スツールSTONE STOOL テーブルROTOR アームチェアCAB
あの人に届けたいハートフルなギフト
これから長い付き合いになりそうな、ワインとの出合い
仲間が集まるクリスマスパーティーのテーブルコーディネートとメニュー構成は、肩ひじ張らないカジュアルな雰囲気がおすすめ。シャンパンで乾杯をした後は、持ち寄ったワインの飲み比べなんていうのも楽しいもの。大切な人と二人きりでグラスを傾けるイブもいいけれど、気のおけない友だちが集まれば、いろいろな種類のワインを何本も(!)開けられるから、ちょっとうれしい。少しずつ飲み比べて、自分の好みや料理との相性を見つけてみるのも、また一興です。
今回は、大阪のワイン専門店TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERSが、仲間と過ごすクリスマスにぴったりのワインをセレクトしてくれました。あなたの記憶にマリアージュするワインが見つかりますように。
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ピノ・ノワール・サンタ・リタ・ヒルズ2012
ドメーヌ・ド・ラ・コート アメリカでは珍しく、 栽培から醸造まで一貫して行う『ドメーヌ・ド・ラ・コート』。サンタ・リタ・ヒルズという土地はカリフォルニアの中でもじわじわとファンを増やしている、隠れた銘醸地。甘酸っぱく、チャーミングな果実味にキノコや土っぽさも相まり、温暖なカリフォルニアで作られたとは思えないほどの複雑さ。コストパフォーマンスは絶大。
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マチュア・ヴァイン・ピノ・ノワール2011
リッポン 今、ピノ・ノワールの産地として最も注目を集めているニュージーランドのセントラル・オタゴ。その産地におけるパイオニア的存在として注目されているのが、リッポンです。ニューワールドらしい凝縮した果実味を持ちながらも、どこか素朴で、控え目な印象があり、ブルゴーニュの名門と見紛うエレガンスを携えます。ゆっくりじっくりと飲みたい1本。
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シュペートブルグンダー・カマーベルグ2007
フリードリッヒ・ベッカー ドイツはアルザスの国境、ファルツの地でワールドクラスのピノ・ノワールを生産する『フリードリッヒ・ベッカー醸造所』。『ドイツのDRC』とも称される同醸造所のグランクリュ(特級畑)に相当する畑がこちらの『カマーベルグ』。非常に艶やかで妖艶さすら感じる独特の芳香。液質も驚くほどスムーズで、ストレスなく喉を通り抜けていきます。
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クロ・ヴージョ・ミュジニー2012
グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュの名門『グロ一族』の伝統を受け継ぎ、現在は確固たる地位を築いた『グロ・フレール・エ・スール』。ブルゴーニュで最も広大な面積を誇る特級畑、『クロ・ヴージョ』の中で、同じく特級『ミュジニー』に隣接する稀有なテロワールをもつこちらの1本。非常にリッチで、どこかエキゾチックさも感じます。「さすが」と思わず唸ってしまうはず。
カッシーナ・イクスシー大阪店で愉しめる期間限定のカフェ



コロンビア品評会(COE)で1位に輝いたコーヒーです。COEとは、国内審査会と国際審査会の両方で85点以上の点数が付いたコーヒーのことを言います。合計5回ものカップテストを行いますので、この審査を勝ち抜くのは限られたコーヒーのみ。そのコロンビアCOEに入賞した1位の貫録を体験してみて下さい!たった一口飲むだけで、最高品質のコーヒーだと判ります。口に含んだ瞬間から、豊かで心地よい酸が広がり、緩やかに消えていきます。全くもって、苦みなどのひっかかりがない綺麗なコーヒーなので、気付いたらコーヒーカップが空になっているでしょう。

人気国であるエチオピアコーヒーをナチュラルという特別な精選方法で仕上げた逸品です。ナチュラルとは、果実の果肉を付けたまま精選するので、果実味が増し甘さと香りのボリュームは他のコーヒーとは一味も二味も違います。昔ながらのコーヒーとの圧倒的な違いを体験して下さい! 完熟したパパイヤのような強烈な印象を、誰でも感じ取ることが出来ます。『こんなコーヒー、今までに飲んだことない!』と驚いてしまうほど、華やかな香りが印象的です。
■ HOURS: 13:00~18:00
■ PLACE: カッシーナ・イクスシー大阪店 1F
■ ROASTER: TAKAMURA COFFEE ROASTERS
ワイン&コーヒーのご紹介

大阪・江戸堀に拠点を構えるワインの専門店。
「ワインのプロがワインを選ぶ感覚でコーヒーを焙煎したら、今までにないコーヒーができるのではないか?」
「渋いだけのコーヒーではなく、生豆本来の味わいが感じられる美味しいコーヒーが飲みたい」
そんな、シンプルだけれど大切な思いから、コーヒーの自家焙煎を始めました。
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〒550-0002
大阪市西区江戸堀2丁目2-18
2-2-18 edobori nishiku Osaka
TEL. 06-6443-3519 FAX. 06-6443-9390
OPEN. AM11:00~PM7:30 / COFFEE PM7:00(L.O)
CLOSE. Wednesday
http://takamuranet.com
地下鉄四ツ橋線 「肥後橋駅」2番出口より徒歩10分
提携駐車場有り

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