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SCROLL
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1950 年代の社会や大人に反発する若者と1970 年代のカウンターカルチャーを象徴する、クロスカルチャーの流行スタイルであるデニム。同じように現代のライフスタイルに革命を起こしたデザインアイコンSORIANA(ソリアナ)が、そのデニムをまといました。
アフラ&トビア・スカルパがデザインしたこのソファは、伝統的な固定観念を打ち破るものでありながら、その革新的なアプローチはゆったりとした自由な精神を体現しています。SORIANA のデニム仕様は、ファッションとデザインにおける2つの類似したスタイルの象徴を、自然に融合させたものなのです。
1935年、イタリア・ヴェネチア生まれ。
建築家・デザイナーのトビア・スカルパは、1969年にヴェネチア大学を卒業し、同年、カッシーナのためにデザインしたアームチェアSORIANAでコンパッソ・ドーロ賞を受賞。その後も妻のアフラと数々のデザインを生み出し、ルーヴル美術館の「リベルタ」チェアをはじめ、世界の主要美術館で彼のデザインの数々を見ることができる。建築家としては、ベネトングループのためにカストレット・ディ・ヴィローバ(トレヴィーゾ)の工業地帯と生産工場を設計するなど、公共と民間の両方のクライアントと協業。現在でも、ベネトンの施設は美的・機能的に優れた例として紹介される、世界で最もエキサイティングな産業建築の一つである。