A Touch of Christmas | カッシーナ・イクスシー

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雪になりそうな気配のする冬の夜。ストーブの前のチェアに座っていると、ゴロゴロと喉を鳴らしながら愛猫がピョンっと膝の上に飛び乗ってきました。モコモコの冬毛を撫でながら、お互いに目を細めて、幸せな気持ちになるひととき。リラックスした状態で「touch（触れ合う）」すると、それぞれの脳内に“愛情ホルモン”が分泌されるのだとか。
言葉を介さなくても心と心をつないでくれる「touch」に秘められたパワフルな魔法を、今年のクリスマスプレゼントにかけてみませんか？自分の手でそのテクスチャーを確かめ、相手のことを思いやり、プレゼントに託しましょう。最高のクリスマスをお迎えください。

テキスタイルデザイナー氷室友里さんの作品の中でも特にユニークなのが『snip-snap』シリーズ。５色の糸で織り込んだ二重構造の仕立てになっています。表地の少し浮いている糸をカットすると柄が出てくるという仕掛けがほどこされていて、使い手によって表情が変わるストーリー性の高いテキスタイルです。
今回、カッシーナ・イクスシーのためにデザインした新作は、雪景色をイメージした「MOMINOKI」「SHIRAKABA」「HIIRAGI」の３種類各２色。それぞれ、キラキラと輝くリス、鹿、小鳥が雪景色の中に隠れています。少しずつ雪を払うような心持ちで、表地の糸にハサミを入れてみてください。はじめはちょっと勇気がいるかもしれません。でも、切り始めればすぐに、イマジネーションがわいてくるはず。真っ直ぐに切ってフリンジにしたり、ギザギザに切って変化をつけたり。いろいろな切り方にトライして、布が“自分仕様”に変化していく様子をお楽しみください。