LEATHER
マリオ・ベリーニのCABチェアは今日までに50万脚以上、年間何千脚ものペースで生産されていますが、レザーパーツが各々手作業による工程を経て縫い合わされ、椅子のスケルトンに張られていきます。それはさしずめテーラーメードのスーツを縫い上げるかのような見事な職人技と呼ぶにふさわしいものであります。CABはシンプルでありながら、幾多の複雑な工程がその裏に隠された、美的にも技術的にも完 成度の高いカッシーナならではのアイテムとなっています。
CAB STORY
1977年にマリオ・ベリーニによってデザインされたチェア。「家具の中でも最も複雑な構造、かつ古い歴史を持つアイテムが〈椅子〉なのかもしれない。それゆえに〈4本脚、座、背〉という極めてベーシックなイメージが広く人々の遺伝子の中に刻み込まれている。私は皆がごくシンプルにイメージする「椅子」を、ヒトの身体の延長線上にあるものとしてデザインすることを試みた。結果、骨格とも言えるスケルトンに厚革を伸ばして張り、人間の身体を柔軟に受け止める椅子が出来上がったのである」。キャブの誕生について、ベリーニは「自分のスタジオでデザインしたというわけではなく、カッシーナの開発部門に鉛筆1本持って行って創ったもの。カッシーナの2人のスタッフと切ったり貼ったりしてできあがった。」と語っています。
CAB STORY
1977年にマリオ・ベリーニによってデザインされたチェア。「家具の中でも最も複雑な構造、かつ古い歴史を持つアイテムが〈椅子〉なのかもしれない。それゆえに〈4本脚、座、背〉という極めてベーシックなイメージが広く人々の遺伝子の中に刻み込まれている。私は皆がごくシンプルにイメージする「椅子」を、ヒトの身体の延長線上にあるものとしてデザインすることを試みた。結果、骨格とも言えるスケルトンに厚革を伸ばして張り、人間の身体を柔軟に受け止める椅子が出来上がったのである」。キャブの誕生について、ベリーニは「自分のスタジオでデザインしたというわけではなく、カッシーナの開発部門に鉛筆1本持って行って創ったもの。カッシーナの2人のスタッフと切ったり貼ったりしてできあがった。」と語っています。
LEATHER
マリオ・ベリーニのCABチェアは今日までに50万脚以上、年間何千脚ものペースで生産されていますが、レザーパーツが各々手作業による工程を経て縫い合わされ、椅子のスケルトンに張られていきます。それはさしずめテーラーメードのスーツを縫い上げるかのような見事な職人技と呼ぶにふさわしいものであります。CABはシンプルでありながら、幾多の複雑な工程がその裏に隠された、美的にも技術的にも完 成度の高いカッシーナならではのアイテムとなっています。