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2015.10.07 Cassina NEW PRODUCT「 CAB Lounge」「CAB Night」

マリオ・ベリーニ

2015年10月7日(水)~9日(金)の間、イタリアより建築家マリオ・ベリーニ氏を招き、
CAB(キャブ)シリーズの新作発表をいたします。

〈全世界で50万脚以上販売された、デザイン史に残るレジェンド〉
1977年にデザインされ、マリオ・ベリーニ氏の作品の中で最も認知されているアイテムの一つ、CABチェア。
カッシーナ社のベストセラーであり、これまでに全世界で50万脚以上を販売しています。
CABは、人間の体の延長としてデザインされました。メタルのフレームにまるで手袋のようにフィットするサドルレザーは、紛れもなくカッシーナ社の卓越したクラフツマンシップによるものです。その構造的で有機的なデザインは長年にわたって賞賛され、どのような空間でも幅広く選択できる新たなカラーバリエーションを追加した今年、再び注目を集めています。

〈新たなCABコレクションの誕生〉
豊富なカラーバリエーションのほか、今年4月のミラノサローネでは新たに、〈CAB Loungeアームチェア〉と〈CAB Nightベッド〉を発表しました。CABコレクションの特徴でもある、しなやかで美しく仕立てられたラインが、これらの新しいアイテムにも反映されています。

〈実験と革新:デザイン界で数々の賞を受賞〉
ベリーニ氏は、ミラノの有名な百貨店「ラ・リナシェンテ」でデザインの見習いを短期間務めた後、若くしてCassina社と協業を始めました。そこからCassina社とベリーニ氏の様々な革新的プロジェクトが始まり、60年代、70年代と、実験的な作業を経て独創的なデザインを創出。新しい素材や構造的技術の研究は、タイムレスな魅力をもつBREAKチェアのようなアイテムを誕生させました。ベリーニ氏と構造的デザインの密接な関係およびそれに対する情熱は、Cassinaのためにデザインしたラ・ロトンダ、ラ・バシリカ、パンテオンといったテーブルから見てとることができ、それらは家具デザインと建築の強い関係性をも強調しています。複雑な組み木の構造をもつマスターピースは、正しくCassina社に長く受け継がれてきた木工の熟練技によるものです。

今回、新作と合わせて「マリオ・ベリーニの家具全集」シリーズなどを展示いたしますので、
是非ご高覧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

CAB Lounge (キャブ ラウンジ)

CAB Lounge(キャブ ラウンジ)
デザイン: Mario Bellini (マリオ・ベリーニ)

ゆったりとして魅力的なCABラウンジは、サドルレザーを用い、内側も外側も熟練の技術により仕上げられています。まるでテーラードスーツのようにスチールのフレームをサドルレザーでまとい、構造的にも実質的にもしなやかな身体の形状を完璧にサポートするというCAB チェアの独自のコンセプトが、このたびアームチェアにも応用されました。その張地は11 種類のレザーパーツが縫い合わされ、4つのジッパーでまとめられています。

CAB Night

CAB Night(キャブ ナイト)
デザイン: Mario Bellini (マリオ・ベリーニ)

CAB ナイトの構造とベッドの脚部は、他のCABシリーズと同様にサドルレザーで張り込まれ、特にパーツのジョイント部分には卓越したクラフツマンシップが発揮されている様子を見て取れます。ベッドのヘッドボードはパッディングが施され、中央のステッチが特徴的。この部分には、革をより一層柔らかくする特殊ななめし工程を経た稀少なレザーを使用しており、身体を預けた際の幸福感を際立たせています。フレームにはソフトレザーが張り込まれていますが、革の厚みが精緻な職人技により巧みに処理されています。

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